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  人吉ロータリークラブ
第67代会長 北 昌 二 郎

 本年度の国際ロータリー会長ゴードン·マッキナリー氏のテーマは「世界に希望を生み出そう」です。そのビジョンは「ロータリーの仲間になりたいと思うすべての人、世界でよいことをしたいと願うすべての人が、それぞれに合った方法でどこでも参加できるロータリーとなること」と語っています。
 また膳所地区ガバナーは「ロータリーは学び舎であり、遊び場である」自身が考えるロータリーをシンプルに表現し記憶に残りしかもロータリーの原点を再認識することを期待したテーマとなっています。
 加えて地区ガバナーは国際協議会のマッキナリーRI会長の講演に衝撃を受け、ロータリーは行動しなければ価値がないことを痛感し、第2のテーマとして「そして今、ロータリーアクションは世界を変える」を追加したのです。
 お二人のテーマに導かれて考えることは、私たちが住む人吉の復興は、ロータリーの行動により被災者の希望を生み出すのではないか、ロータリー同志がロータリーと地域の方々と共に創る共創の社会、コ·クリエーションが地域の再生、持続可能な地域にとても重要であることを感じたテーマが「コ·クリエーション(共創)復興の希望を生み出そう」~当事者としてロータリーシップを発揮し持続可能な地域を創ろう~です。
 まずは復興の当事者として第一歩を踏み出すことから始めたいと思いますが、2023-2024年の1年間でこの地域が復興できるものではありません。結果を恐れず先ずはロータリーシップに則り共創してみようと思います。
 経験豊富な先輩方はロータリーシップという言葉が無いことはご存じかと思います。ロータリー用語便覧を探しても出ていません。ロータリーにおいてリーダーシップとフォローワーシップが組織を動かす両輪ならば、組織を構成するのがフェローシップとフレンドシップではないでしょうか。私はこの4つを「ロータリーシップ」と言えるのではないかと思い、使わせていただきました。以後人吉ロータリー発のロータリーシップが広まればいいですね。もうすでに使われている場合は失笑下さい。
 さて振り返れば3年前のあの日、私は葉山年度の幹事として、新旧合同の歓送迎会を開催し、葉山会長と船出を祝い気分よく帰宅し、次の日出社した7月4日がまさに「あの日」となったのです。あれからコロナ感染防止対策と復旧復興に走り回り、開催した例会数は21回でしたが、忙しかったなぁーと感じる1年間でした。それからもロータリーは長く支援活動を実施しロータリーの存在をアピールできたのが、本田会員·中川会員·葉山会員が頑張ってこられた、キッチンカーの活動ではなかったでしょうか。行動は見えるし伝わるものです。人が知ることは存在していることにつながるのです。人が知らないことは、やっていないことと同じと言えるでしょう。多くの方に感動を与えてくれたそんな事業を私の会長年度で終わらせたくなかったので、あと1年人吉の復興のために、感動の事業を続けて頂きたいとお願いしました。
 このような地域に感動を与える事業が、希望を生み出し、あきらめから一歩踏み出す勇気が湧いて来るのだと思います。今一度地域の復興のために、ロータリーとしてできること、そして当事者としてできること、やらなければならないことを会員の皆様と地域の皆様と共に行動したいと思います。
 結びに会長として会員一人ひとりがクラブにとって大切な存在であることを自覚し、結束感に満ちたクラブとするために、会員のモチベーションを高めながら行動して行きたいと考えています。小笠原幹事も忙しい方ですが、私と共に頑張ると言ってくれていますので、とても心強く感じています。バナナマン風に言えば「せっかく会長になったやっで、人吉ロータリークラブのため会員のためにがんばらんばんたい。」です。
 皆様一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。


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